「GeForce RTX 5060」でも,DLSS 4を適用すれば4Kでのゲームプレイが可能に? NVIDIAが披露した新技術やAI製品群

NVIDIAは,COMPUTEX 2025には出展していなかったが,会場のすぐ側にあるホテルで,独自イベント「NVIDIA GTC TAIPEI at COMPUTEX 2025」を開催して,存在感は示していた。会場の展示コーナーやデモルームで取材したもののなかから,4Gamer読者の関心が高そうなものを紹介しよう。
白色有機ELディスプレイやGoogle TV内蔵のウルトラワイドモデルなど,ASUS ROGの個性的なゲーマー向けディスプレイをチェック

COMPUTEX 2025のASUSブースには,まだまだ紹介したい製品があった。それらの中から,32インチ4Kの白色有機EL製品や,34インチ量子ドット有機ELウルトラワイドで,「Google TV」機能を内蔵するチューナーレステレビ的ディスプレイを紹介しよう。
32型4K/240Hz表示のハイエンド機から比較的安価な製品まで,量子ドット有機ELディスプレイを積極展開するMSI

2025年以降のゲーマー向けディスプレイで量子ドット有機ELパネルをメインにする方針を打ち出したMSI。本稿では,COM
クリエイター向けブランド「ProArt」から,6K解像度の32型ディスプレイが登場。162インチのマイクロLEDディスプレイも披露

ASUSのクリエイター向けブランド「ProArt」ブースには,アスペクト比16:9で解像度6016×3384ピクセルの6Kディスプレイ「PA32QCV」が展示されて注目を集めていた。6Kという高解像度でありながら,32インチサイズで17万円前後という価格も見どころだ。
MSIの有機ELディスプレイなら焼き付き3年保証! AIも活用する焼き付き防止技術を備えた500Hz QD OLEDディスプレイを披露

MSIは,新しい有機ELパネル延命技術を「OLED Care 3.0」を搭載するゲーマー向け有機ELディスプレイ「MAG 271QR QD-OLED X50」を,2025年後半に投入する。どんな技術で有機ELパネルの弱点である焼き付きを抑制するのか。実機で紹介していこう。
日本販売も視野に入れたASRockのゲーマー向け有機ELディスプレイは価格対スペック比に優れる

COMPUTEX 2025で,ASRockは,ゲーマー向けディスプレイの主力製品を有機ELパネル中心で展開していく方針を打ち出した。しかも,Samsung製量子ドット有機ELパネルと,LG製の白色有機ELパネルという2タイプの映像パネルで同じような製品を展開するというユニークな戦略を取るそうだ。
750Hz表示対応で世界最速の座を奪取! HKCのゲーマー向けディスプレイ「ANT257PF」をCOMPUTEXで発見

HKCは,認知度こそ低いものの,Amazon.co.jpで,安価なディスプレイを販売している企業である。COMPUTEX 2025では,ASUSから世界最速の座を奪った750Hz表示対応ディスプレイや,32インチ8K表示対応で1000ドルを切ったディスプレイなど,注目の製品をチェックしていこう。
量子ドット有機ELは500Hz表示がトレンドに? ASUSのディスプレイ「XG27AQDPG」をチェックしてみた

2025年に発表となったゲーマー向けディスプレイ製品は,その多くがハイリフレッシュレートに力を入れた物となっている。その流れを象徴する製品のひとつとして,ASUSから登場した量子ドット有機ELパネル採用のゲーマー向けディスプレイ「ROG Strix OLED XG27AQDPG」を紹介しよう。
4K/60fps映像をキャプチャできる超コンパクトなライブ配信向けキャプチャデバイス「BU113G2」をAVerMediaが披露

ビデオキャプチャデバイスでお馴染みAVerMedia。COMPUTEX 2025における同社イチオシの新製品が小型キャプチャデバイス「CamStream 4K BU113G2」だ。カメラやスマートフォンとつないで撮影映像を録画したり,携帯型ゲームPCの映像を録画したりするのに役立つアイテムである。
「Radeon RX 9060 XT」の性能はPS5 Proを大きく上回る。AMDが発表した新GPUと新CPUはどのようなものか

2025年5月21日にAMDが行ったプレスカンファレンスでは,デスクトップPC向けGPU「Radeon RX 9060 XT」や,ハイエンドデスクトップPC向けCPU「Ryzen Threadripper 9000」シリーズなどが発表となった。本稿では,4Gamer読者も関心がありそうなGPUとCPUの話題を見ていこう。
RDNA 4世代GPU向けの新高画質化技術「FSR Redstone」が2025年後半に登場。AIベースでレイトレーシングや超解像を処理する

2025年5月21日,AMDは,COMPUTEX 2025に合わせてプレスカンファレンスを開催した。本稿では,そこで発表となった内容から,ゲーマーの関心が高そうなRDNA 4ベースのGPU向けに開発中の高画質化技術「FSR Redstone」について紹介しよう。
デュアルモード4K液晶や500Hz表示対応の量子ドット有機ELディスプレイなど,今秋発売を予定するGIGABYTEの注目ディスプレイ

5月20日から行われている「COMPUTEX 2025」に出展しているGIGABYTEブースで見かけた,ゲーマー向けディスプレイの新製品を2つ紹介したい。ひとつは流行のデュアルモードに対応する4K IPS液晶製品「M27UP ICE」で,もうひとつは500Hz表示が可能な量子ドット有機EL製品「FO27Q5P」だ。
世界最速610Hz表示のゲーマー向けTN液晶ディスプレイをASUSが披露。24インチ級液晶パネルを選んだ驚きの理由とは?

2025年5月20日,COMPUTEX 2025に出展中のASUSブースでは,新型ディスプレイ「ROG Strix ACE XG248QSG」が注目を集めていた。「世界最速ディスプレイ」を謳い,垂直最大リフレッシュレートは610Hzに達するのだ。
AI分野への新ソリューションを続々投入。NVIDIAのCOMPUTEX 2025基調講演レポート

2025年5月19日,NVIDIAは,「COMPUTEX 2025」に先駆けて開催した基調講演で,同社CEOであるJensen Huang氏が登壇して,同社の取り組むAI技術と関連するサーバー製品について紹介した。ゲーマー向けGPUに関する話は,ほとんどなかったが,興味深いテーマを抜粋してお届けしよう。
[GDC 2025]Amazon Web Servicesのクラウドサービスはゲーム開発と運営をどう変えるのか――キーマンに聞く最新の展望【PR】
![[GDC 2025]Amazon Web Servicesのクラウドサービスはゲーム開発と運営をどう変えるのか――キーマンに聞く最新の展望【PR】](/image/lazy_loading.png)
2025年春にAWSが発表した「Amazon GameLift Streams」は,ゲーム開発元が独自の料金体系やプレイ環境を設定できるクラウドゲーミング基盤だ。プラットフォームに依存しない柔軟性が,クラウドゲームの未来をどう変えるのか。GDC 2025会期のサンフランシスコでAWSのキーマン2名に話を聞いた。
スマホ向けゲームのグラフィックスを改善する「Tile Based Rendering」での新テクニックとは? ArmのGPUアーキテクトが語る

GDC 2025でArmは,GPUアーキテクトのPhillip Garcia氏による講演を行った。この講演は,PCやゲーム機のGPUと比べて非力なスマートフォン向けGPUの消費電力を減らしながら描画効率を上げるのに役立つ,非常に興味深い内容だったので,解説したい。
[GDC 2025]ゲームパッドが引っ張られたり回転したりする触感を作れる,ミライセンスの3Dハプティクス技術「AMPTIX」とは?
![[GDC 2025]ゲームパッドが引っ張られたり回転したりする触感を作れる,ミライセンスの3Dハプティクス技術「AMPTIX」とは?](/image/lazy_loading.png)
ゲームプレイにおいて,今や欠かせない要素となっているハプティクス。GDC 2025では,ハプティクスを専門とする日本企業のミライセンスが,同社のソリューション「AMPTIX」を紹介していたので,ゲームにおけるハプティクスとは何かを振り返りつつ,概要を紹介しよう。
[GDC 2025]AMDのFSR 2をARMが魔改造!? 「ARM Accuracy Super Resolution」はモバイルゲーミングの救世主となるか
![[GDC 2025]AMDのFSR 2をARMが魔改造!? 「ARM Accuracy Super Resolution」はモバイルゲーミングの救世主となるか](/image/lazy_loading.png)
GDC 2025で,モバイルゲーム向けにGPUを最適化する超解像技術「ARM Accuracy Super Resolution」(AASR)の関連セッションが複数実施された。本稿では,2つのセッションの内容を総括し,AASRの最新動向についてレポートする。
GeForce RTX 50の最新技術の疑問点に答えが出た。NVIDIAのGDC 2025ブースレポート

GDC 2025会期中,NVIDIAは,独自のブースで「GeForce RTX 50」シリーズに関連した展示を行っていた。専門家がブースを担当していたおかげで,デモによってはかなり詳しい話を聞けたので,NVIDIAの新技術に関する話題を中心に,ブースの様子をレポートしよう。
[GDC 2025]中小ブースで賑わうEXPO会場をレポート。日本パビリオンではビサイドが“対戦型フルーツ盛りパズルゲーム”を出展
![[GDC 2025]中小ブースで賑わうEXPO会場をレポート。日本パビリオンではビサイドが“対戦型フルーツ盛りパズルゲーム”を出展](/image/lazy_loading.png)
GDCでは毎年,広々とした展示会場で,無数の企業がブース出展を行う「EXPO」が行われる。GDC 2025のEXPOは,Unreal EngineやUnityといった巨大ブースがなくなったものの,中小ブースを中心に賑わいを見せていた。日本パビリオンの様子も含めてレポートする。
[GDC 2025]NVIDIAのVIPが語る「ニューラルシェーダ」の利点と標準化に向けた取り組みとは
![[GDC 2025]NVIDIAのVIPが語る「ニューラルシェーダ」の利点と標準化に向けた取り組みとは](/image/lazy_loading.png)
2025年3月17日,NVIDIAは,GDC 2025に合わせて,GeForce RTX 50シリーズで実装した新技術「ニューラルシェーダ」をテーマに,同社で研究開発に携わる3人のVIPによるパネルディスカッションを行った。これら新技術のポイントが分かったイベントの概要をレポートしたい。
西川善司の3DGE:GeForce RTX 50完全解説後編 GPUにAI処理で大きな変革をもたらす「ニューラルシェーダ」とは何か?

Blackwellアーキテクチャを採用するGeForce RTX 50シリーズは,アーキテクチャ的な視点で見ると,業界初のレイトレーシング対応GPUであるGeForce RTX 20シリーズ並みに見どころが多い。Blackwell解説後編では,先進的機能である「Neural Shader」を中心に解説していこう。
西川善司の3DGE:GeForce RTX 50完全解説前編 Blackwell世代の構造とレイトレーシングにおける革新

Blackwell世代のGPU「GeForce RTX 50」シリーズは,製造プロセスこそ前世代と変わらないが,内部はゲームの性能にも関わるさまざまな改良が施されていた。NVIDIAが明らかにした詳細情報をもとに,前後編でGeForce RTX 50シリーズの全貌に迫ってみよう。
西川善司の3DGE:チーフアーキテクトが語った「PS5 Pro」の秘密とは? レイトレーシングの強化点や超解像機能に注目だ

去る2024年12月19日,SIEは,PlayStationハードウェアのリードアーキテクトであるMark Cerny氏による動画「PS5 Proテクニカルセミナー」を公開した。PS5 Proに盛り込まれた新要素について技術的な説明を行うという非常に興味深い内容であったので,深掘りしてみよう。
「GeForce RTX 5090」のダイサイズは約768平方mm? 搭載カードが多数披露されたNVIDIAブースをチェック

CES 2025において,NVIDIAは,会場に隣接する高級ホテルで「GeForce RTX 50」シリーズ搭載製品や関連技術の展示を行っていた。NVIDIA純正「GeForce RTX 5090」搭載カードやデモなどの写真を中心にレポートしたい。
西川善司の3DGE:PS5 Proのスペック詳細と実機でのゲームプレイから見えてきた実情。レイトレの強化はゲーム体験も拡張する?

PS5シリーズ初の高性能モデル「PlayStation 5 Pro」。筆者もレビュー機材を使って,さまざまな実験をしている。そこで本稿では,PS5 Pro発表時点には明らかになっていなかった事実を整理しつつ,ゲームを動作させて見えてきたその実情を考察していきたい。
西川善司の3DGE:GeForce RTX 50シリーズには,「GeForce RTX 5090」よりも上位モデルが存在する? スペックの謎を解明してみた

2025年1月6日の基調講演で,NVIDIAは次世代GPU「GeForce RTX 50」シリーズを発表した。前世代最上位モデルと同じ性能を「GeForce RTX 5070」で実現するという触れ込みだが,はたしてどんなスペックと特徴を有するGPUなのか。講演内容と公式情報をもとに解き明かしてみよう。
【西川善司】Appleの最新プロセッサ「M4」のゲーム性能がPS5 Pro並みって本当?

ほぼ5年ぶりの再開となる「(善)後不覚」第55回は,2024年に登場した最新プロセッサ「Apple M4」シリーズに焦点を当ててみます。すでにPS5並みか,それ以上というほど高性能なGPUを搭載しているとも言われるM4シリーズは,いったいどのようなプロセッサなのでしょうか。
Unity新CEOのMatthew Bromberg氏単独インタビュー。これからのUnityが目指すものとは

2024年9月に,バルセロナで行われたゲームエンジン「Unity」の開発者向けイベント「Unite 2024」で,Unity Technologiesの新CEOであるMatthew Bromberg氏にインタビューする機会を得た。日本メディアの取材に応じるのは初めてという氏に,今後のUnityをどう導いていく方針なのか聞いてみた。
「開発コミュニティに寄り添ったUnityをもう一度呼び戻す」 新CEOが語るUnityの現状と「Unity 6」の新機能

去る2024年9月19日,ゲームエンジン「Unity」の開発元であるUnity Technologiesは,バルセロナ市で開発者向けカンファレンス「Unite 2024」を開催した。5月に就任した新CEOによる基調講演では,最新版「Unity 6」に導入された注目の新機能などが紹介されたので,概要をまとめてみよう。
西川善司の3DGE:PS5 Proの実像をテクニカルプレゼンテーションから考察してみる

PlayStation 5初の高性能上位モデル「PlayStation 5 Pro」。9月11日に公開となったテクニカルプレゼンテーションで明かされた情報は,それほど多くはなかった。それでも重要なキーワードはいくつかあったので,筆者独自の考察も加えつつ,詳しく見てみよう。
「Ryzen AI 300」とはどんなプロセッサなのか。高効率Zen 5cコアに新世代NPUとPS5を超えるGPUを組み合わせる[西川善司の3DGE]
![「Ryzen AI 300」とはどんなプロセッサなのか。高効率Zen 5cコアに新世代NPUとPS5を超えるGPUを組み合わせる[西川善司の3DGE]](/image/lazy_loading.png)
Zen 5を採用したCPUは,Ryzen 9000シリーズだけではない。Zen 5ベースのノートPC向け新型APU「Ryzen AI 300」は,今までのAMD製APUにはないさまざまな特徴を備えている。Zen 5cコアや新世代NPUの特徴などを中心に,Ryzen AI 300を解説しよう。
新世代CPUアーキテクチャ「Zen 5」完全解説。Ryzen 9000シリーズはどのように進化したのか[西川善司の3DGE]
![新世代CPUアーキテクチャ「Zen 5」完全解説。Ryzen 9000シリーズはどのように進化したのか[西川善司の3DGE]](/image/lazy_loading.png)
AMDの新世代デスクトップPC向けCPU「Ryzen 9000」シリーズが,7月31日に発売となる。本稿では,米国で行われた技術説明会の内容をもとに,Zen 5マイクロアーキテクチャの解説と,Ryzen 9000シリーズの注目ポイントを紹介していこう。
AIがゲーム攻略情報でプレイをお助け? PCのチューニングまで面倒を見てくれる「Project G-Assist」は何ができるのか

COMPUTEX 2024に合わせて行ったNVIDIAの基調講演では,AIサーバーやGPGPUの話題が中心だったが,AI技術をゲームに応用する新技術「Project G-Assist」も同時に発表となった。ゲームの攻略支援から,プレイ中の性能調整までできるというAIアシスト機能を紹介しよう。
机置きにちょうどいい38型4K液晶や,32型8KMini LED液晶,32型量子ドット有機ELなど,これから来る注目のディスプレイを総ざらえ

COMPUTEX 2024では,メーカー各社が様々なディスプレイを披露していた。本稿では,そのなかでも最新のハイエンドディスプレイをまとめて紹介しよう。今は高価なクリエイター向けの製品が中心だが,いずれは同種の技術やパネルが,ゲーマー向け製品にも採用されるかもしれない。
ゲーマー向けディスプレイにも「AIアシスト」の波が来る? ASUSの最新有機ELディスプレイの見どころをチェック

ASUSのゲーマー向け製品ブランド「ROG」がCOMPUTEXで披露していた最新ディスプレイの注目ポイントは2つある。ひとつは,イチオシ製品のすべてが有機ELディスプレイということ。そしてもうひとつは,ゲームプレイをアシストする「AIアシスト」機能の採用だ。
MSIの量子ドットゲーマー向け液晶ディスプレイは,まさかのモンハン特化型「AIアシスト」機能を搭載

2024年におけるゲーマー向けディスプレイのトレンドは,「AIアシスト機能」と「デュアルモード」だろう。COMPUTEX 2024では,いくつものメーカーがこれら2つのキーワードを掲げた新型ディスプレイを展示していた。これらを搭載したMSIの新型ゲーマー向けディスプレイをチェックしていこう。
日本での発売が待ち遠しい「アスペクト比32:9」の最新ウルトラワイドゲーマー向けディスプレイを発見

COMPUTEX 2024会場では,日本ではあまり見かけないSamsung製有機ELパネルやMini LED液晶パネルを採用したアスペクト比32:9のウルトラワイドゲーマー向けディスプレイ新製品がいくつも出展されていた。国内販売も期待できるこれらのディスプレイをまとめて紹介しよう。
携帯型ゲームPC向けドックやUSB ACアダプタにキャプチャ機能を内蔵!? ユニークな製品を多数出展したAVerMedia

COMPUTEXの常連であるAVerMediaは,毎年,さまざまな新製品を披露するが,2024年はとくにユニークな製品が多かった。携帯型ゲームPC向けのドック兼用キャプチャデバイスや,ドックやキャプチャ機能を備えたUSB ACアダプタなど,注目の製品を紹介しよう。
負荷を抑えて高品質? スマホゲームのグラフィックスを進化させるためにゲームエンジン「Frostbite」が取り組む「FP16化」とは

2024年3月に行われたGDC 2024で,Electronic Artsは,自社製ゲームエンジン「Frostbite」を,グラフィックス性能の低い環境向けに改善するために,「FP16」を検討したというセッションを行った。スマートフォン向けゲームの描画性能を引き上げるかもしれない取り組みを紹介しよう。
[GDC 2024]セッション数は増えたが,展示会場は減少傾向にあったGDC 2024。展示会場に見る栄枯盛衰
![[GDC 2024]セッション数は増えたが,展示会場は減少傾向にあったGDC 2024。展示会場に見る栄枯盛衰](/image/lazy_loading.png)
GDC 2024は,開発者向けの講演が中心のイベントだが,各社がソリューションを披露する展示会場もある。そこで本稿では,GDC 2024の会場や各社の展示ブースなどの様子と,取材はしたものの,単発の記事にするほどではない小ネタをまとめてみたい。
[GDC 2024]Epic Gamesのキーマンに聞く「Unreal Engine 5.4」の新機能の見どころはこれだ!
![[GDC 2024]Epic Gamesのキーマンに聞く「Unreal Engine 5.4」の新機能の見どころはこれだ!](/image/lazy_loading.png)
GDC 2024に合わせて行われたEpic Games独自イベント「State of Unreal 2024」では,「Unreal Engine 5.4」のさまざまな機能が発表,紹介された。本稿では,Epic GamesのCTOを初めとするキーマンたちへのインタビューで分かった情報も合わせて,新バージョンにおける見どころを解説しよう。
[GDC 2024]Armが推奨するレイトレーシング時代のスマートフォンゲームグラフィックスとは?
![[GDC 2024]Armが推奨するレイトレーシング時代のスマートフォンゲームグラフィックスとは?](/image/lazy_loading.png)
スマートフォン向け最新SoCのGPUは,レイトレーシングに対応しているが,実際のゲームグラフィックスで活用されている例は少ない。GDC 2024でArmは,スマートフォン向けゲームでのレイトレーシング活用法について解説するセッションを行った。興味深いポイントが満載だ。
[GDC 2024]DLSS,FSR,XeSSなど乱立する超解像技術をゲーム開発者が扱いやすくするMicrosoftの新仕様「DirectSR」とは?
![[GDC 2024]DLSS,FSR,XeSSなど乱立する超解像技術をゲーム開発者が扱いやすくするMicrosoftの新仕様「DirectSR」とは?](/image/lazy_loading.png)
米国時間3月21日,GDC 2024においてMicrosoftとAMD,NVIDIAは,超解像技術の標準化仕様「DirectSR」を発表した。GPUや技術ごとに異なる超解像アップスケーラ技術を,統一された手段でゲーム開発者が使えるようにしようという取り組みのコンセプトと実情についてレポートしよう。
[GDC 2024]Epic Games StoreがiPhoneやAndroidにも登場? Epic Gamesがゲーム開発者に向けたストア施策を明らかに
![[GDC 2024]Epic Games StoreがiPhoneやAndroidにも登場? Epic Gamesがゲーム開発者に向けたストア施策を明らかに](/image/lazy_loading.png)
GDC 2024会期中,独自カンファレンスを開催したEpic Gamesは,独自のアプリストア「Epic Games Store」に関するいくつかの発表を行い,大きな注目を集めた。AppleやGoogleによるアプリストア独占に対して,自社ストアで風穴を開けたいEpic Gamesの取り組みについてレポートしよう。
[GDC 2024]ネットゲームに必要なあらゆる要素をまとめたUnity用サンプル「Megacity Metro」が公開に
![[GDC 2024]ネットゲームに必要なあらゆる要素をまとめたUnity用サンプル「Megacity Metro」が公開に](/image/lazy_loading.png)
Unity Technologiesは,GDC 2024にて,ゲームエンジン「Unity」におけるサーバー・クライアントシステム型のマルチプレイゲームのサンプル「Megacity Metro」を公開した。オンラインゲームを作るのに必要なコードやサンプル多数を提供するものだ。
[GDC 2024]CPUを使わずにGPUが自発的に描画するパイプライン「Work Graph」がDirectX 12に正式採用
![[GDC 2024]CPUを使わずにGPUが自発的に描画するパイプライン「Work Graph」がDirectX 12に正式採用](/image/lazy_loading.png)
米国時間2024年3月18日に行われたGDC 2024の技術セッションにおいて,AMDとMicrosoftは共同で,DirectX 12の新機能「Work Graph」を発表した。本稿では,Work Graphとは何で,どのような利点をもたらすのかを解説したい。
「AI PC」を強く打ち出す2024年のIntel。2024年内登場の次世代CPUは「Arrow Lake」と「Lunar Lake」の2本立てに

1月上旬に行われた「CES 2024」に合わせて,Intelは,ノートPC向けからデスクトップPC向けまでのCPUラインナップを発表した。とくに重要なのは,「AI PC」の中核となる「Core Ultra」シリーズであるが,第14世代Coreプロセッサも多数が登場している。Intelの2024年CPUラインナップを整理してみよう。
独自AIチップ搭載のゲーマー向けノートPCや多画面マニアも欲しくなる2画面ノートPCなど,Lenovoの魅力的な新製品をチェック

1月上旬に行われた大規模展示会「CES 2024」に合わせて,Lenovoは,2024年内に発売予定の新製品多数を発表した。本稿では,それら新製品の中から,AIチップ搭載の新型ゲーマー向けノートPCや,筆者が個人的に惹かれた製品をピックアップして紹介したい。