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「4Gamer歌謡祭 2025」が開幕。アーティスト74組・約489名によるステージとキャラクターコメントをお届け

2025/12/27 10:00

4Gamer：
　皆さん，ようこそお越しくださいました。
　お待たせしました。「4Gamer歌謡祭 2025」，開幕です。

　この歌謡祭も，今回で第6回を迎えました。
　今年もまた，司会進行はフリーライターの玉尾たまおが務めさせていただきます。

　毎年楽しみにしてくださっている皆さん，本当にありがとうございます。
　そして，今年初めて遊びに来てくれた皆さんも，どうぞゆっくりしていってください。

　本日は，ゲーム，アニメ，VTuber，リアルバンドなど，さまざまなフィールドから，多くのアーティストがこの歌謡祭のために集まってくれました。
　今年の参加アーティストは，なんと74組・約489名。ここまで大規模な形でお届けできるのも，応援してくださる皆さん，そしてご出演いただくアーティストの皆さんや，支えてくださる関係者の皆さんのおかげです。

　このあと，前半・中盤A／B・後半の大きく3つのステージに分けて，それぞれのラインナップとともにお届けしていきます。

　それではまず，前半のステージに登場するアーティストたちからご紹介しましょう。

4Gamer歌謡祭 -前半-ラインナップ

〜 きらめきオープニングステージ 〜
ぴゅあくる刀剣男士	Ghostella（ゴーステラ）
Glass Heart Princess	Glass Heart Prince
CARNELIAN BLOOD	EROSION（エロージョン）
ガールズバンドクライ	トゲナシトゲアリ
そよぎフラクタル	梵そよぎ
〜 スターアイドルステージ（PART 1） 〜
シャインポスト Be Your アイドル！	青天国春＆黒金蓮
	唐林シスターズ（唐林青葉・唐林絃葉）＆伊藤紅葉
	TINGS
うたの☆プリンスさまっ♪	ST☆RISH
	QUARTET NIGHT
	HE★VENS
B-PROJECT	キタコレ
	THRIVE
	MooNs
	KiLLER KiNG
アイドルマスター シャイニーカラーズ Song for Prism	I'm a Cutie Finder
アイドルマスター SideM	315 ALLSTARS
〜 境界を越えるステージ 〜
フラガリアメモリーズ	ハルリット/シエロモート/バドバルマ

　それぞれの楽曲が，この時間を少しでも楽しいものにしてくれたらうれしいです。

　いつものように，音楽を聴きながら，気負わず，自分のペースで楽しんでください。
　長丁場になりますので，おやつや飲み物があるといいかもしれませんね！

　……そろそろ大丈夫ですか？　スタッフさん，OKですか？
　それでは，最初のステージへまいりましょう。

　「4Gamer歌謡祭 2025」，スタートです！

4Gamer歌謡祭 -前半-

〜 きらめきオープニングステージ 〜

4Gamer：
　本日は，「4Gamer歌謡祭」に初めて出演してくれるアーティストたちによる，フレッシュなステージからお届けしましょう！

　それでは，記念すべきトップバッターの登場です。

　オープニングを飾ってくれるのは，「ぴゅあくる刀剣男士」からアイドルグループ Ghostella（ゴーステラ）。
　8振りそれぞれの個性と，ひとつに重なった歌声が，この歌謡祭の幕開けを華やかに彩ってくれます。

Ghostella

　今回は代表して，篭手切江さんと豊前江さんにお話をうかがいます……わっ，すごい歓声！　それに，うちわなどの応援グッズを掲げている観客の方もいらっしゃいますね。

　まずは，お二人から自己紹介をお願いします。

篭手切江：
　「ぴゅあくる刀剣男士」，「Ghostella」の篭手切江です！


豊前江：
　「Ghostella」のりいだあ，豊前江だ！


4Gamer：
　ありがとうございます。Ghostellaとして，今年はさまざまな活動がありましたよね。
　11月には，「ぴゅあくる刀剣男士 Ghostella 1st Live 〜Catch the Star☆〜」が，NEW PIER HALLで開催されました。

　ではあらためてお聞きします。
　お二人にとって，今年はどんな一年でしたか？

篭手切江：
　「Ghostella」は，私篭手切江，豊前江，桑名江，松井江，五月雨江，村雲江，稲葉江，富田江の八振りのぐるうぷで，今年7月に，ぐるうぷ名を冠した「Ghostella」ででびゅうしました。
　今年一番の思い出は……りいだあ。

豊前江：
　やっぱ「Ghostella」を，めんばあ八振りで歌えたことだな。
　それに，11月にふぁーすとらいぶを「にゅうぴあほーる」で開催したんだけど，みんなの前で，歌って踊って，一体になった感じは最高だった。

篭手切江：
　はい！　とっても楽しかったです。


4Gamer：
　ステージと客席がひとつになった時間だったんですね。見守るファンの方々も，きっと感無量だったことでしょう。その熱を，ぜひこの歌謡祭のステージでも届けてください。
　それでは，まずは1曲目のスタンバイをお願いします。

　……準備はいいでしょうか？　ではお届けしましょう，「Ghostella」！


4Gamer：
　パチパチパチ……ステキな「すていじ」でしたね！　ありがとうございました。
　8振りの個性とエネルギーが，まっすぐに伝わってくる一曲でした。

豊前江：
　「Ghostella」，聞いてくれてあんがとな！
　続いてもう一曲，「Roundabout」！


篭手切江：
　「Roundabout」も，八振り全員で歌って踊る楽曲なんだ。
　ふぁーすとらいぶでも披露しているのだけど，途中，「♪始まるプロローグか」の「グか！」，「♪終わりのモノローグか」の「グか！」と，こーれすをするところがあって，すごく盛り上がるんです。
　明けない夜はないと信じて，前に進む勇気をくれる曲です。

4Gamer：
　ステキです。それでは皆さま，会場がひとつになる瞬間を，ぜひ想像しながらお楽しみください。
　Ghostellaの「Roundabout」，どうぞ。


篭手切江：
　今日はありがとうございました！　みんな，良いお年を！


豊前江：
　聞いてくれてあんがとな！
　俺たちのこれからの活躍，楽しみにしてくれよな！


4Gamer：
　ありがとうございました。
　いやー，フレッシュさと力強さ，その両方を感じられる，オープニングにふさわしいステージでした！　Ghostellaのまっすぐで誠実なパフォーマンスは，強く心に残りましたね。

　2025年には，刀剣男士ならではの表現が光るステージで大きな注目を集めたライブも開催され，その余韻は，いま配信中の楽曲や事後物販でも楽しめます。
　これからも，彼らの歩みと輝きにぜひ注目してください。



4Gamer：
　続いてのステージはこちらです。

　学園祭をきっかけに結成された，征木真之介さん，烏丸幸斗さん，朝比奈天馬さん，星野彼方さんによる4人組アイドルグループ Glass Heart Prince。
　その学園祭でのパフォーマンスを拝見した我々「4Gamer歌謡祭」スタッフ一同は，ぜひ出演をお願いしたいと思い，お声がけさせていただきました。

　この歌謡祭のために集まってくれた，特別なステージです。
　それでは，お聴きください。

　Glass Heart Princeで，「Steel Your Heart」。


4Gamer：
　Glass Heart Princeの皆さん，ありがとうございました！　思わずドキドキしてしまうステージでしたね。

　2026年1月29日に発売予定の「Glass Heart Princess for Nintendo Switch」では，彼らの活躍がたっぷり描かれていますので，気になった方は，発売まで楽しみにお待ちください。



4Gamer：
　次はガラッと雰囲気が変わりますよ。
　5つの歌声がぶつかり合い，ひとつの熱を生み出すボーカルバンドEROSION（エロージョン）です。

　重厚なサウンドと鋭いメッセージを武器に，独自の世界観を築いてきた5人組。
　それぞれ異なる個性を持つ歌声が重なり合うことで，強烈な存在感を放ってきました。
　EROSIONの皆さん，どうぞこちらへ。

EROSION

　今年さまざまな場面で存在感を放っていた彼らですが，歌謡祭には今回が初めての出演となります。
　ステージのお話をさっそくうかがっていきたいと思います。よろしくお願いします！

TOXIN：
　うん。よろしく。こういう機会はあんまり多くないから，少し緊張してるんだけど……頑張るよ。


NEIGHT：
　俺達は5人それぞれが楽器もボーカルも担当している5-Vocal-Bandだ。
　その魅力を，少しでも伝えられたらと思っている。


YORU：
　オレらの良さなんか，言葉で言わなくたって曲聴きゃ伝わるやん？　わざわざ喋る必要あんのかよ。


BYAKUYA：
　ぼく達はね，ずどーん！　でずぎゃぎゃーーーん！　なバンドなの！　きっと好きになるよ♡


CREHA：
　何も伝わってないし。……はあ，早く帰りたいンなぁ。


4Gamer：
　まずは，本日の楽曲についてお聞きします。今回のパフォーマンスで，“ここは聴きどころだ”という部分や，歌や演奏で意識されたポイントがあれば教えてください。

NEIGHT：
　俺達は今回，6曲の新曲を出したんだが……この曲は作るのに一番時間がかかったな。


CREHA：
　確かに。他にも特別な曲とかはあるけど，この曲は時間かかったンなぁ。


YORU：
　Rec.も大変だったしな。一曲の中でうまく温度差をつけたかったから，そこも拘った。


TOXIN：
　この曲は本当に体力を使うんだ。特に，BurnOutって叫ぶところは凄く体力を使ったよ。


BYAKUYA：
　め〜〜〜っちゃ頑張って叫んだからねぇ。みんなも聴いたらぴえんなお気持ちになっちゃって，ロスになっちゃう！


4Gamer：
　これは楽しみになってきました。では続いて，年末ということでこちらもうかがわせてください。
　今年一年，EROSIONとして活動していく中で“特に記憶に残っている瞬間”や“ターニングポイントになった出来事”はありましたか？

YORU：
　ターニングポイントはこの6曲を作ったことだろうな。これまでのオレらじゃこんな曲は作れなかったし，この曲を作るまでに色々あった。


NEIGHT：
　深くは語れないが，曲から感じ取れる感情は色々とあると思う。


CREHA：
　新しいEROSION，って感じ。これからいっぱいこの曲を歌いたい。


BYAKUYA：
　もちもち，今までの曲もね！　どの曲もぼく達の宝物♡　なのだ！


TOXIN：
　記憶に残っている瞬間は間違いなくライブで見た景色だな。俺達は命をかけてこの曲達を創ったけど，同じだけの熱量をBLOODSが返してくれたんだ。
　間違いなく，俺達とBLOODSの魂がひとつになった瞬間だった。

4Gamer：
　ありがとうございます。
　この歌謡祭でも，EROSIONならではのエネルギーあふれるステージを届けていただけそうで期待が高まりました！
　それでは，ステージをお楽しみください。

　EROSIONで，「BurnOut」。


4Gamer：
　ありがとうございました！　疾走感あるバンドサウンド，最高でした……！



4Gamer：
　さて，次にお迎えするのは，物語と現実の両方でステージに立ち続ける，ガールズロックバンドです。

　アニメ「ガールズバンドクライ」と連動しながら，リアルなバンドとしても活動を重ねてきた，トゲナシトゲアリ。
　高い演奏力と，感情をむき出しにした歌詞とサウンドで，多くのリスナーの心を強く揺さぶってきました。

　アニメの枠を飛び越え，ライブや楽曲をとおして進化を続ける彼女たちの姿は，今まさに注目を集めています。
　この歌謡祭では，そんなトゲナシトゲアリの“今”を感じられるステージを届けてくれることでしょう。

　それではトゲナシトゲアリの皆さん，ステージへお越しください！

トゲナシトゲアリ

4Gamer：
　ではボーカルの理名さん，どうぞこちらへ……。

　まずは，今回披露していただく楽曲「空白とカタルシス」についてお話をうかがいたいと思います。
　歌うときに，特に大事にしているポイントや，気持ちの置きどころがあれば教えてください。

理名：
　個人的に，この曲はガールズバンドクライという作品を最も表している曲だと思っています。
　足掻いても足掻いても辿り着けなくて，自分の理想像が滲んでいく。そんな劣等感や苦痛を全部歌に乗せ，全部をさらして叫ぶように表現しています。

　技術的な面で言うと，サビの歌詞が詰まっているので，そこをどうか噛みませんようにと願いながらライブでは歌っています（笑）。

4Gamer：
　作品そのものを背負うような，強い想いが伝わってきますね。

　では続いて，ライブのお話も聞かせてください。
　ファンの皆さんの反応や，会場の空気感のなかで，特に心に残っている瞬間はありますか。

理名：
　ステージに上がる瞬間の歓声でしょうか。
　ファンの皆さんの楽しそうな笑顔や泣き顔も，どの瞬間を切り取っても大切な思い出ですが，この日まで私たちのライブを心待ちにしてくれていた皆さんの声援がひとつになってイヤモニを突き破ってくるあの瞬間が，闘志をもっともっと高めてくれます。

4Gamer：
　その光景が目に浮かぶようです。歓声がひとつになった瞬間が，ステージに立つ力になるんですね。

　ちなみに，今年一年を振り返って，音楽活動の中で特に印象に残っている出来事はありましたか。

理名：
　2025年はフェスや対バン，海外でのライブなど本当にたくさんの貴重な経験をさせていただきました。そのなかでもやはり印象に残っているのは今年9月に開催した「トゲナシトゲアリ LIVE in 日本武道館」です。

　アニメ・リアル共に目標として掲げてきた日本武道館でのライブでしたが，現実味がなさすぎて気が付いたらステージに立っていて，気が付いたら終わっていました。
　トゲナシトゲアリのひとつの節目にもなる日本武道館での大きなライブを乗り越えたことで，自分の中でさまざまな気持ちの変化があり，この日を境にまた新たな一歩を踏み出せたと思います。

4Gamer：
　大きな節目を越えた一年だったことが，よく伝わってきました。

　最後にもうひとつ，「空白とカタルシス」の世界観についてうかがいます。曲を表現するうえで，理名さんが大切にされている“声の表情づくり”について教えてください。

理名：
　「空白とカタルシス」のレコーディング当時は，まだ技術が足りず自分の思うように表現ができなかったのですが，最近は曲によって声色を使い分けています。
　お芝居と同じように，リアルよりも大袈裟に表現したり，息の量や響かせ方が違えば聞こえ方も変わってくるので，自分の体や発声の癖，特徴を理解してその中で配合する。そんなイメージでいつも表情をつけています。

4Gamer：
　歌だけでなく，表現そのものに向き合ってきたからこその言葉ですね。
　重ねてきた時間が，この楽曲に厚みを与えているのだと感じます。

　それでは，ステージの準備が整ったようです。
　トゲナシトゲアリで，「空白とカタルシス」。


4Gamer：
　ありがとうございました。客席も大いに盛り上がりましたね……！
　張りつめた想いが，まっすぐに胸に届くステージでした。



4Gamer：
　「きらめきオープニングステージ」のラストを飾るのはこちらのアーティストです。

　この歌謡祭に，新しい表現と声の可能性を届けてくれる存在。
　言葉と音楽が織りなす独自の世界観で，静かに，そして確かに心に残るステージを描いてきました。

　オープニングステージの締めくくりとなる，特別なひととき。
　どうぞ最後まで，じっくりとお楽しみください。

　それでは，ステージにお迎えしましょう。
　梵（そよぎ）そよぎさんです。


4Gamer：
　梵そよぎさん，今日はお越しいただきありがとうございます。
　まずは皆さんに，ご挨拶をお願いします。

梵そよぎ：
　皆さん，こんにちは！
　音声AIプロジェクト【そよぎフラクタル】のキャラクター・梵そよぎと申します。声優・梶 裕貴さんと同じ声を持つ，デジタルアーティストとして活動しています。

4Gamer：
　ありがとうございます。
　そして今日は，皆さんにお知らせがあるそうですね。

梵そよぎ：
　来年3月8日，東京ガーデンシアターにて初ライブを開催！
　ぜひ遊びに来てくださいね!!


4Gamer：
　おお，おめでとうございます！　これは楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

　そろそろステージのお時間ですね，スタンバイをお願いします！

　今回お届けするのは，声優・梶 裕貴さんがプロデュースする音声AIプロジェクト【そよぎフラクタル】の集大成として制作された，コンピレーションアルバム「0rigin」からの全曲試聴メドレー。
　先ほどご紹介のステージへとつながる一作として，豪華アーティスト陣による書き下ろし楽曲，全18曲を一挙に楽しめます。

　梵そよぎさんの世界観が広がる，このひとときをたっぷりとお楽しみください。


4Gamer：
　ありがとうございました〜ステキな楽曲ばかりでしたね……！　皆さんもぜひ，梵さんの初ライブをチェックしてください！

スターアイドルステージ（PART 1）

4Gamer：
　ここからは，数々のステージで輝きを放ち，多くのファンに愛されてきた，人気アイドルたちが集まるコーナー「スターアイドルステージ（PART 1）」です。
　この歌謡祭ならではのラインナップで，それぞれの魅力を歌とともにお届けします。

　最初に登場してくれるのは，青天国 春さんと，黒金 蓮さんです。どうぞこちらへ！

青天国 春さん，黒金 蓮さん

4Gamer：
　ようこそいらっしゃいました。お二人は幼なじみとお聞きしていますが，普段は春さんはTINGS，蓮さんはHY:RAINと，それぞれ別のグループで活動されているんですよね。
　今日はこうして，同じステージに立つことになりましたね。

青天国 春：
　そうなんです！
　だからずーっと，蓮ちゃんと一緒にお仕事してみたくて！


黒金 蓮：
　ちょっと春，興奮しすぎ。
　お仕事は別々でも，いつも学校で会ってるでしょ？


春：
　えーっ!?
　それはそうだけど，せっかくお互いアイドルになったんだし，同じステージで歌いたかったんだもん！
　蓮ちゃんは一緒に歌いたくなかったの？


蓮：
　そんなことは言ってない。
　ただ，誰かブレーキ役がいないと，春はすぐ暴走するから。
　この前だって……。


4Gamer：
　この前……何があったんですか？

春：
　私この前，クリスマスの番組に出たんだけど，そのせいで蓮ちゃんとの約束キャンセルすることになっちゃったんです。
　そしたら司会の方が，「ちゃんと謝らないと」って言ってくれて。
　それで，テレビの中で蓮ちゃんに謝ったんですよ。

蓮：
　だからって「大好きだよ」は余計でしょう！
　おかげであれからみんなに冷やかされて……。


4Gamer：
　ヒューヒュー！　……あっ，失礼いたしました。
　普段から仲の良さが伝わってきますね。

春：
　うん！
　大親友なんだ！
　ねーっ，蓮ちゃん？


蓮：
　ま，まあ，そういうことにしておきましょうか……。


4Gamer：
　ふふ，息の合ったやりとりですね。
　では，そんなお二人が歌ってくれる楽曲について，教えてください。

春：
　ゆらゆらシスターズさんの曲なんですけど，
　自分を見つめ直して，本当の気持ちに向き合う曲。
　私と蓮ちゃんにもぴったりの曲だよね？


蓮：
　……そうね。


4Gamer：
　お二人の想いが重なる一曲になりそうですね。
　それでは，お聴きください。
　青天国 春さん，黒金 蓮さんで，「あの日の夢を」。


4Gamer：
　ありがとうございました！　続いてはこちらのステージです。
　唐林シスターズの唐林青葉さん，唐林絃葉さん，そして伊藤紅葉さんの3人が登場です。まずはお話をうかがってみましょう。

唐林絃葉さん，唐林青葉さん，伊藤紅葉さん

4Gamer：
　青葉さんと絃葉さんは姉妹とのことですが，紅葉さんとはどんなご関係なのでしょう？

唐林青葉：
　そうですね……。
　秘密，ということにしようかしら？


伊藤紅葉：
　にょ？　言っちゃダメ？
　これがいわゆる，嘘も方言？


青葉：
　嘘ではないわ。
　ただ，全部は言わないだけ。
　いい女には秘密がつきものなのよ。


唐林絃葉：
　「嘘も方言」って，どういう意味？


紅葉：
　方言でしゃべる人は，嘘をつくときも方言でしゃべる。


青葉：
　それはそうでしょうね……。


絃葉：
　さすがモォ姉！
　とっても物知り！


4Gamer：
　モォ姉……？

絃葉：
　みゃっ……!?
　な，なんでもない！


青葉：
　ふふっ。それより今日の曲，とっても素敵じゃないかしら？
　遠く離れても，心は繋がってる――私達にぴったりの曲じゃない？


紅葉：
　うん！
　私は誰も1人にしない。
　だから，遠くにいても一緒！


絃葉：
　イトも大好きなFFFさんの曲！
　今日は私達3人で歌うから，聴いてくれる？


4Gamer：
　おおっ，客席からも良いお返事が聞こえました！
　それでは，3人の想いが重なる一曲をお聴きください。
　「ACROSS THE UNIVERSE」。


4Gamer：
　ありがとうございました。
　会場の皆さんにも，しっかり届いたのではないでしょうか。

　そして，お次はTINGSの皆さんです。

TINGS

4Gamer：
　今日はどんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。

玉城杏夏：
　皆さんこんばんは！　TINGSの玉城杏夏（たまき きょうか）です！


聖舞理王：
　聖なる舞を見せる理（ことわり）の王者！
　それが私，聖舞理王（せいぶ りお）様よ！


祇園寺雪音：
　祇園寺 雪音（ぎおんじ ゆきね）だ。今日もよろしくな！


春：
　引き続き春ちゃんにお任せあれ！


紅葉：
　TINGSのみんなとも一緒！
　今日もかつてない嬉々！


4Gamer：
　さすがTINGSの皆さん。
　一気に賑やかになりましたね。

杏夏：
　というわけで，最後は私達が歌います！
　曲は「Innocent Sky」。


春：
　この曲はHY:RAINさんの持ち歌なんだけど，すっごく好きな曲で，
　今日は歌謡祭ということで，特別に私達が歌っちゃいます！


雪音：
　今日のためにしっかり練習してきたからな。
　期待してくれ。


理王：
　最高の出来に仕上がってるわよ！
　なぜなら私は理王様だから！


紅葉：
　私も大好きな曲！
　ダンスもとっても可愛い！


杏夏：
　……と，盛り上がったところで，今日はこのへんで。
　それでは皆さん，良いお年を！


4Gamer：
　えっ……!?

杏夏：
　テッテレー。
　お茶目なジョーク，大成功です。


春：
　す，すみません！
　いつものことなので，お気になさらず……！


雪音：
　コホン……気を取り直して行ってみよう！
　TINGSで，「Innocent Sky」！



4Gamer：
　ありがとうございました〜！
　歌もトークも，TINGSらしさが詰まったステージでしたね。



4Gamer：
　次に登場するのは……皆さんお待ちかね！　シャイニング事務所のST☆RISH，QUARTET NIGHTと，レイジングエンターテインメントのHE★VENSから選ばれたアイドル18名がシャッフルされ，グループの枠を超えたスペシャルユニットとしてステージに集いました。

　「MUSIC」「DREAM」「LOVE」――3つのユニットによる特別な楽曲を，続けてお届けします。

　どうぞお楽しみください。




4Gamer：
　ありがとうございました！　これぞアイドルと唸らされる，さすがのクオリティですね。いまお届けした楽曲は「うたの☆プリンスさまっ♪」15周年を記念した15th Anniversary CDに収録されています。
　それぞれ異なるテーマで展開される3タイトルが，2026年1月7日に発売予定となっています。

　また，彼らが活動する「うたの☆プリンスさまっ♪」のプロジェクトでは，15周年をきっかけに，楽曲の一部がサブスクリプション配信でも楽しめるようになりました。

　これまでCDで親しまれてきた楽曲を，Apple MusicやSpotifyなどの音楽配信サービスでも，日常の中で気軽に味わうことができます。



4Gamer：
　続いては，B-PROJECTのステージです。

　キタコレ，THRIVE，MooNs，KiLLER KiNG――個性もスタイルも異なる4つのユニットの楽曲を，ここから一気にお届けします。

　キタコレで，「Love×Bites×Spider」。
　THRIVEで，「Everybody Scream!!!」。
　MooNsで，「Give me your love」。
　そして最後は，KiLLER KiNGで「Fortune Love」。

　どうぞお聴きください。





4Gamer：
　ありがとうございました。
　日々の忙しさや苦労を忘れさせてくれる夢のようなひととき……そして，それぞれのユニットの個性が際立つステージでしたね。

　今回お届けした楽曲は，今年発売された各グループの8th Singleにも収録されています。
　気になった方は，ぜひチェックしてみてください。



4Gamer：
　続いて登場してくれるのは，今年誕生したばかりの新ユニット，I’m a Cutie Finder――通称，“アイキュー”の皆さんです。

　黛 冬優子さん，園田智代子さん，鈴木羽那さん，七草にちかさん，大崎甜花さん。
　それぞれ別のユニットで活動してきた5人が集まり，新たにスタートしたユニットですね。

　“世界のカワイイをみんなに届けたい”というテーマのもと，どんなステージを見せてくれるのか，とても楽しみです。
　それでは，お話をうかがっていきましょう。

I’m a Cutie Finder

4Gamer：
　まずは，本日披露していただく楽曲についてお聞きします。
　「カウントダウンラブ」は，恋のドキドキがぎゅっと詰まった一曲ですが，歌うときに“アイキューとして特にこだわっているポイント”や，“カワイイを届けるために意識している表現”があれば教えてください。

黛 冬優子：
　「カウントダウンラブ」は歌詞も振付もかわいくって，踊っていてとっても楽しい曲なんです。
　ファンのみなさんが期待してくれているカワイイを超えて，ふゆたちが思うカワイイを届けられるように，ダンスの表現にこだわっています！

4Gamer：
　ありがとうございます。
　楽曲そのものの可愛さに加えて，自分たちが思う“カワイイ”をどう表現するか，しっかり向き合っているのが伝わってきますね。

　では続いて，今年誕生したユニットならではのお話も聞かせてください。初めて5人で活動してみて感じた，“このメンバーだからこそ”の魅力や，最近気づいた可愛いポイントがあれば教えてください。

冬優子：
　この前は智代子ちゃんが休憩時間中に，こっそりお菓子をつまむところを見ちゃって。小動物みたいでかわいかったです！
　にちかちゃんとは一緒にCDショップに行ったんですけど，音楽に詳しくて，いろいろ教えてもらえてすっごく楽しかったです。

　甜花ちゃんとはゲームをしたり，羽那ちゃんともお出かけしたり…… 今まで知らなかったみんなの魅力をどんどん知っていけてるなって思います！
　これからももっともっとみんなのカワイイを発見していきたいです♡

4Gamer：
　素晴らしいですね〜！　ステージの外でも，少しずつ距離を縮めながら，お互いの魅力を見つけていっているんですね。
　それではステージへお願いします！

　5人が見つけてきた“カワイイ”を詰め込んだ「カウントダウンラブ」を，どうぞお楽しみください。




4Gamer：
　いよいよ最後のステージとなりました。
　ラストを飾ってくれるのは，「アイドルマスター SideM」からのステージです。

　315プロダクションに所属するアイドルたち，315 ALLSTARSが一堂に会し，それぞれの歩みと想いをひとつに重ねて届けてくれる楽曲。

　目指してきた夢も，立ってきたステージも違った彼らが，“アイドル”として同じ瞬間に集い，輝く――「スターアイドルステージ（PART 1）」の締めくくりにふさわしい一曲です。

　それでは，お聴きください。
　315 ALLSTARSで，「SUPREME STARS !!!」。


4Gamer：
　そっと背中を押してくれるような，勇気をくれるようなステキな歌をありがとうございます！

境界を越えるステージ

4Gamer：
　ここからは，「境界を越えるステージ」です。
　今年も前回と同じく，このステージでは“中継”という形で，向こうの世界とつながりたいと思います。この歌謡祭では，特殊技術でそんなこともできるのです……！

　会場にいる皆さんは，画面の向こうに広がる世界を，ぜひ想像しながらお楽しみください。

　それでは，フラガリアワールドとリンクしてみましょう。
　……準備はいいですか？
　――いきますよ。……えいっ。

シエロモート，ハルリット，バドバルマ

4Gamer：
　……お，つながったようですね。
　画面の向こう，フラガリアワールドより，ハルリットさん，シエロモートさん，バドバルマさんです。
　どうぞ，よろしくお願いします。皆さん，聞こえますか？

ハルリット：
　うーん……一年の最初の日はキティ様とお祝いを……次の日は……あっ，ご，ごめん！
　ええっと，ハローキティ王国のハルリットだ！


4Gamer：
　おっと，考え事をされていたのでしょうか？　皆さん，よろしくお願いします！

シエロモート：
　こんにちは，シナモロール王国のシエロモートだよ。
　ハルリット君，どうしたの？　すごく難しい顔をしていたよ。


バドバルマ：
　今年一年，何があったか思い出してるんだとよ。案外こまけえことは忘れてるんだよなぁ。
　ちなみに俺は，バッドばつ丸王国のバドバルマだ！


4Gamer：
　ありがとうございます！　たしかに年末ともなると，一年の振り返りは重要ですよね。

シエロモート：
　ああ……わかるよ。僕もシナモンとおやつに何を食べたか，30日前くらいまでなら思い出せるんだけど，
　それ以前となると，さすがに……。


バドバルマ：
　だよなあ。俺も自力じゃ限界がある。……そうか，忘れないうちに記録すればいいんじゃねえか？
　よし。ばつ丸様の昨日のおやつ，ポリパリラーメン。おとといのおやつ，ポリパリラーメン。3日前のおやつ，ポリパリラーメン……。

4Gamer：
　（ほぼ同じのような……？）

ハルリット：
　〜〜〜わかった！


バドバルマ：
　おっ。思い出したか？


ハルリット：
　いいや，やっぱり何もかもは無理だ。
　でも，今のオレは「充実した一年だったな」って感じてるから，それでいいんじゃないかなって。思い出せない想い出も，オレの中にはちゃんとあるってことだよな？

シエロモート：
　うん。どんな出来事も，感じたことも，消えはしない。
　なんだって，なかったことにはならないんだよ。


バドバルマ：
　逆にいえば，後戻りはできねえってことだ。
　毎日毎日，本気で生きねえとな。明日の自分に「何やってんだよ！」って言われねえようによ。


ハルリット：
　想い出は，オレたちをつくる大切なもの。誰にも奪えない，自分だけのものだ。
　だからこそオレは，みんなとなかよく手を取りあって，これからもすてきな想い出をつくりたい。
　だってそれは，未来へ進む力になるから！

4Gamer：
　素晴らしいメッセージをありがとうございました！
　想い出を胸に刻みながら，それぞれの明日へと進んでいく――そんな3人の言葉が，とても印象的でした。

　それではここから，フラガリアワールドから届いた想いを，音楽に乗せてお届けします。
　画面の向こうで紡がれる，境界を越えたステージを，どうぞご覧ください。

　フラガリアメモリーズで「Moment Horizon」。



4Gamer：
　ありがとうございました。このパフォーマンスにはさまざまな伏線がありそうでワクワクしましたね！
　フラガリアワールドとつながった，特別なステージをお届けしました。

　これにて，「4Gamer歌謡祭 2025」前半のプログラムは終了となります。

　次のページからは，雰囲気を少し変えて，中盤のステージをお届けしていきます。

　このあとも，まだまだ見どころが続きますので，
　どうぞそのままお楽しみください。