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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第850回「体験版でこれだけ面白いんだから」
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印刷2025/08/14 11:00

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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第850回「体験版でこれだけ面白いんだから」

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 自分らしさって何だろうね。私もよく本業のプロレスで「自分らしく戦う」ってことを述べるんだけど,じゃあ,自分らしいって何なんだろう。けっこう言語化が難しい気がします。

 私の場合は「自分が面白いと思っている表現を見た人に届ける」ってことが,自分らしさということなんだと思って戦っています。
 ここでいう面白いって,喜怒哀楽すべてですね。笑わせるってことが一番難しいことではある(と私は思っている)んですが,それだけでは面白いは満たせないと思っていまして。喜び,怒り,悲しみ,楽しさ,そしてそれ以外の感情も刺激できるよう戦っています。

 私のことはまあ置いとくとして,個人だとけっこう言語化できたりするんですよ。自分を省みるだけでいいので。
 ですが,これが会社だったり団体だったりすると,一気に難しくなります。そもそも,その集団の中での「らしさ」が定義,統一されてなかったりしますからね。

 で,ここからがゲイムの話です。
 スクウェア・エニックスらしいゲイムって,イメージしやすいんですよ。言語化は難しいんですが,メーカーを知らずにプレイしていて,「あ,これスクエニっぽい」って思うことがあります。そして,それはだいたい当たっています。
 スクエニだけでなく,「任天堂っぽい」「レベルファイブっぽい」「コーエーテクモっぽい」「アトラスっぽい」「KONAMIっぽい」「カイロソフトっぽい」「龍が如くっぽい」って思うゲイムはいっぱいあります。
 これ,そう思えるのがすごいことだと私は思うんですよ。ちゃんとゲイム内容とユーザーの勝手なイメージが噛み合ってるってことですから。

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 というわけで,今週は「冒険家エリオットの千年物語」PC / Nintendo Switch 2 / PS5 / Xbox Series X|S)について。これ,非常にスクエニっぽい作品でした。とはいっても,この作品の発売は来年,2026年の予定です。
 じゃあ,なんでプレイできたかというと,Nintendo Switch 2で先行体験版がダウンロードできるから。いや,体験版だからといって,舐めちゃいけないよ。けっこうガッツリとゲイムを楽しめます。

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 ジャンルとしてはアクションRPG。昔の「聖剣伝説」っぽい雰囲気ですね。それでいてやれることは多いから,“令和の聖剣伝説”といってもいい気がします。いや,シリーズが違うからダメなんだけども。
 あと気を使わずに自由に述べるならば,昔の「ゼルダ」っぽい雰囲気も若干あります。そうはいってもプレイフィールが「スクエニっぽい」と思えるので,それはそれでやっぱりすごいところなんだけども。

 たぶん,発売日に買います。それくらい楽しかった。
 私は最近,チュートリアルを飛ばす傾向にあるので,ゲイムからの忠告を無視してマイペースで遊んでたんですよ。でも,プレイを進めるうちに「あれ? けっこうできることが多いのか?」と気づき,いろいろ試してみたら,やっぱりやれることが多かった。
 具体的にいうと,最初は剣だけブンブン振り回して遊んでたんだけど,気づいてからは矢だったり爆弾だったりを使うと別の種類の楽しさがある! って思えました。当然なんだけどね。

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 で,何が恐ろしいって,剣だけしか知らないときでもちゃんと面白かったんですよ。敵の倒し方が何種類もある。体験版でこれだけ面白いんだから,製品版ではもっとやれることが増えることでしょう。
 名作の匂いがしますね。体験版は無料でダウンロードできるんでぜひ。このクオリティの作品がタダで遊べる時代なんですね,令和って。体験版だけども。

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 ところで話は変わりますが,軽いホラーです。
 私,今月はストレスによるゲイム購入期間だ,ということを少し前の連載でお伝えしたと思うんです。そんな中,ひそかに楽しみにしてたタイトルがあったんです。それが発売日にダウンロードしようと待機してたら,待てど暮らせどニンテンドーeショップの新作のところに出てこない。
 そして,ついに何ごともなかったかのように存在そのものが消えたんです。怖くないですか?

 発売前日まではラインナップされてたタイトルが,翌日に忽然と姿を消してしまうという。どうなんでしょう。マジでそこそこ怖いんですけど。これは私が精神的に追い詰められているから見た白昼夢なのか,何かしらの何かしらがあって何かしらが起ったのか。
 ちなみに,タイトルは「Above Snakes」。西部時代をサバイバルする,クラフト要素もあるストラテジーという,私が好きそうな要素がいっぱいで楽しそうだったのに。本当は存在すらしなかった,だと私失神します。

※編注:「Above Snakes」のコンシューマ版は9月4日発売予定ですが,国内のマイニンテンドーストアでは確認できないようです。

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 強引に今回の話題でいうならば,直前にシレっと無かったことになるというのも,「インディーゲイムらしさ」ってことになるんですかね……。もし私の妄想ではないならば,せめて日を変えて発売してほしいものですが。
 そんなお盆っぽい感じで,今週は失礼いたします。ではまた来週。

今週のハマりゲイム
PlayStation 5:「DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH
PlayStation 5:「Winning Post 10 2025
iOS:「ロードモバイル
iOS:「ウイニングイレブン カードコレクション

■■男色ディーノ(プロレスラー)■■
ディーノ選手が所属するDDTプロレスは,8月16日(土)12:00より,愛知・今池ガスホール大会「D GENERATIONS 5〜未完成しゃちほこボーイズ〜」を,17:30より同会場で「身仙2025」を,17日(日)18:00より大阪・エディオンアリーナ大阪 第2競技場大会「大阪vs東京〜ドリーム東西プロレス合戦2025〜」を開催します。ディーノ選手は「身仙2025」と大阪大会で,それぞれ6人タッグマッチに出場予定ですが,「どの試合も,棚橋弘至戦の前哨戦だと思って戦う。新必殺技も開発する」そうです。
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