「イケメン戦国時をかける恋 -永縁-」キャストコメント連載第5回。千利休役の堂島颯人さんが語る，“ぶっ飛んだ素直さ”の裏にあるまっすぐな愛

2025/08/06 19:00

　2025年秋に配信予定の新作アプリ「イケメン戦国時をかける恋 -永縁-」（iOS / Android。以下，-永縁-）は，2015年に配信が始まった「イケメン戦国◆時をかける恋」（iOS / Android / BROWSER）をベースに，バージョンアップされた作品だ。新アプリ「-永縁-」では，“足利軍”の5人の武将が登場し，物語に新たな視点をもたらしている。

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　本連載では，「-永縁-」に登場する足利軍の5人の武将にスポットを当て，演じるキャストのコメントを全5回にわたって紹介してきた。最終回となる第5回では，千利休を演じた堂島颯人さんのコメントをお届けする。作品への印象やキャラクターの魅力，役作りで意識したポイント，そしてファンへのメッセージをチェックしよう。

**千利休（CV：堂島颯人）**
派手でうさんくさい見た目だが、茶人として名を馳せている。
茶会で情報を操り人を不幸に陥れる、悪趣味で危険な男。
歪んだ心を抱えた彼は、今日も笑いながら悪意をばらまく。
※公式サイトより引用

※以下，キャストコメントはメーカー提供の原文をそのまま掲載しています

千利休役堂島颯人さんコメント
千利休は近づかないで，でも愛して！

堂島颯人さん

――「イケメン戦国◆時をかける恋」に対する印象を教えてください。

　長くやっていらっしゃるのは僕も存じ上げていたんですけど、10年やってたっていうところの詳細までは僕もお恥ずかしながら存じ上げてなくて。10年続くのってめっちゃすげえなって今お仕事させていただくようになってからめちゃくちゃすごく思うようになったので。

　10年前ってまだ多分僕が全然声優のせの字もなってないぐらいの頃だったので、そんな頃から走り続けてる作品にこうやって関わらせていただけるのは本当ありがたいことだなと思っております。

――ご自身が演じられたキャラクター千利休について，第一印象と魅力に感じたポイントをお聞かせください。

　第一印象はとっても素直な人だなって思いましたね（笑）。
　良くも悪くも誰しもぶっ飛んだ面ってあると思うんですけど、彼の場合、それが分かりやすく社会的に反していたものなだけで、その道徳感と倫理観がちょっとずれているだけで、ある意味嘘はついていないというかすごく素直に感情を伝えているタイプの人間ではあるので。素直な子だなというのがとにかく印象としてありましたね。

　（魅力的な点については）僕が演じさせていただいて読んでいる部分に関しては主人公の方に向けたセリフが多いと思うんですけど、口八丁というかペテン師感があると言いつつ、割と主人公に対してはめちゃくちゃストレートなことしか言ってなくて。
　全然嘘ついてないなこの子っていう印象があったので。良くも悪くも憎めないというか。まあ、嫌いな人は離れていくだろうし（笑）。

　残る人は周りに残っていくだろうしみたいな。そういう関係値を周りと築いているタイプなんじゃないかなと思うので。僕は正直な人が好きなので、彼を好きというと語弊があるかもしれないですけど（笑）、でも好きだなと思いました。

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――利休を演じるうえで，意識された点や難しかった点があれば教えてください。

　思ってることをそのまま口から出しているタイプではあると思うんですけど、割と歌い癖があるというか。イメージとして流れるように喋りつつも一度自分の中で発する言葉とか考えて走ってそうなタイプだなとも思うので。

　そういうところで言うと、あえて圧をかけるシーンだったりとかそういう印象付けるような箇所ってきっとかましに行くタイプだと思ったので、それはある意味僕もわざとというかちょっと誇張をするというか。

　ある種彼として演じさせていただいているというか。僕個人が演技でやってるってよりは千利休が演じてこうやってるだろうな、みたいなのをすごく意識しながら。
　あとはもう、あんまり考えすぎないように、思ってるまま口から出た音そのまま使えるといいなと思って（笑）やらせていただいた印象でしたね。

――利休は「サイコパス×異常愛」がキーワードとなるキャラクターですが，この設定についてどのようなイメージを持たれましたか？　また，ご自身との共通点があればお聞かせください。

　さっきの話にちょっと戻っちゃうとこもあるんですけど、やっぱり愛の向け方とか別に人それぞれだと思うので、こういう人もいるよなぐらいにしか思わないんですけど。

　受け入れられる場所が、ルートとかにもよると思うんですけど、主人公っていう相手を見つけた時だったりとか、それこそ才蔵たちのチームであったりとかと一緒にいる時に、なんだかんだやっぱりそこに対しては彼が気を許せている、というか、ある種本人のまま居れる空間があるんだろうなって思うので。良かったね！って思います。その性格で馴染める場所があってよかったね、って思います（笑）。

　（共通点については）やっぱり人間誰しも社会を生きていたらある程度、建前という仮面を被っていつつも裏側で人様に見せるべきではないような面とかも持っていたりするとは思うので。
　そういう意味で言うと、僕がというよりも人類みんな彼と一緒（笑）。あとはやっぱり素直である相手を、場所を見つけてそこに対して素直に思いをぶつけるという意味では、方向性は違えどそういう空間とかを手放したくないタイプの人なんだろうなと思うので、僕もそれはそうかなと思いますね。

※画面は開発中のものです。実際の画面とは異なります。

――「イケメン戦国」では主人公が戦国時代にタイムスリップしますが，もしご自身が行けるとしたら，どの時代に行ってみたいですか？

　全部楽しそうだなとは思うんですけど、一番個人的に気になるのはジュラ紀（笑）。
　データが少なすぎるので目で見たいなっていう。もはや多分、想像の領域で補われてる箇所が多い時代だと思うので、目で見て確認したいですね。

――最後に，ファンの皆さんへメッセージをお願いいたします。

　改めてになるんですけど、この長く続いてる作品に出れたことがとても嬉しいなと思うのと同時に、やっぱそういう機会ってちょっと緊張するところもあったりなかったりするんですけど。

　皆さんに千利休というキャラクターが少しでも受け入れていただけると嬉しいなと思いつつ、彼みたいなタイプが現実にいたとしても近づかないようにしていただきたいなと思いつつ（笑）、その分、彼みたいなタイプが好きな方はイケメン戦国を通して楽しんでいただけると良いかなと思います。