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第4回「ドラゴンクエストウォーキング<北海道>」参加レポート。冒険の舞台はエスコンフィールドHOKKAIDO! 北の大地で野球をテーマにした冒険を楽しめた
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印刷2025/06/19 14:29

イベント

第4回「ドラゴンクエストウォーキング<北海道>」参加レポート。冒険の舞台はエスコンフィールドHOKKAIDO! 北の大地で野球をテーマにした冒険を楽しめた

 スクウェア・エニックスがサービス中の位置情報ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」iOS / Android。以下,DQウォーク)のリアルウォーキングイベント「ドラゴンクエストウォーキング<北海道>」が,2025年6月7日に開催された。

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 今回舞台に選ばれたのは北の大地,北海道。しかもその会場は,北広島市にある開閉式屋根付き天然芝球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」(以下,エスコンフィールド)と,その周辺エリアを含めた「北海道ボールパークFビレッジ」(以下、Fビレッジ)だ。本稿ではこのイベントの模様をレポートする。

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 「ドラゴンクエストウォーク」のリアルウォーキングイベント「第三回 ドラゴンクエスト ウォーキング <九州>」が11月16日〜17日に開催された。今回の舞台は九州の熊本。広大な遊園地の中を歩いての冒険が楽しめた。柴 貴正プロデューサーも参加し,プレイヤーとの交流を深めていた。

[2024/12/10 08:00]
会場となったエスコンフィールドHOKKAIDO。2023年に開業した開閉式屋根付き天然芝球場だ
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 プレイヤーが,実在するスポットと連動したフィールドを歩いて進めるDQウォークのリアルウォーキングイベント。これまでの大阪,山梨,熊本に続く4回目の開催地は,北海道となった。
 会場に選ばれたエスコンフィールドは,2023年3月に開業したばかりの北海道日本ハムファイターズの本拠地で,敷地面積約32ヘクタールを誇るFビレッジの中心的存在となる。

最寄りはJR千歳線の北広島駅。新千歳空港からJR千歳線1本で来られることもあり,日帰りで参加した道外の猛者もいたようだ
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エスコンフィールドを中心とするFビレッジも冒険の舞台の一部となった
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 球場内には入場者が楽しめる飲食エリアはもちろん,ホテルや温泉・サウナ,日本初の球場内アミューズメントエリア,キッズエリア,果てはクラフトビールの醸造所まで存在し,これらは試合がない日でも利用ができる。そのうえ,試合がない日は入場無料だそうだ。
 イベント当日は,日本生命セ・パ交流戦の真っ最中。ファイターズがビジター開催試合のため,エスコンフィールドでは試合が開催されない日だった。


開場前から大勢の勇者が入口となるCoca-Colaゲートの前に行列を作った
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 今回もイベント開催にあたり,参加チケットは3種類が販売された。「エスコンフィールドパス優」(税込み6930円),「エスコンフィールドファミリーパス」(税込み8910円),「エスコンフィールドプレミアパス特」(税込み1万8480円)で,以前よりも高めの値段に設定されたが,それぞれ値段に準じた来場記念品が用意されていた。
 また球場に併設された「tower eleven hotel」のDQウォークコラボルームに宿泊できるプランも用意されたが,こちらは全12部屋に対して数百の応募があり,“うんのよさ”が高い限られた冒険者のみが宿泊することができたそうだ。

イベント参加の記念品「エスコンフィールドコラボシャツ」は今回のイベントの目玉に。これを着用してイベントに臨む勇者も多数
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 イベント自体はこれまでと同様,ゲーム内のフィールドと連動したスポットを回るスタンプラリー形式だ。今回はスタジアムとのコラボということで,ゲーム内イベントのテーマも野球に関連する内容に設定されていた。
 過去に実施されたパ・リーグ6球団コラボイベントのときに登場した北海道日本ハムファイターズのコラボモンスター,「ファイターズナイト」が各所に登場し,スポットのイベントも野球にまつわるものとなった。

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現地に近付いてゲームを起動すると,ゲームがイベントの画面に切り替わってポータルが開放される
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リッカのいるスタンプスポットAをタップすると,イベントはスタート。チケット購入者のみがここに行ける

スポットAにはリアルリッカも登場! 記念写真を撮るための行列ができた
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イベント限定のメガモンスター「ウォーキング」。モンスターのこころも「ウォーキング・北海道」と限定のものに
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ファイターズナイトもモンスターとして久しぶりにゲームに登場した

 野球が行われていないこの日のエスコンフィールドは,入場無料ということもあり,一般の来場者がいる中でのイベント実施となった。スタンド座席の一部は開放されており,そこに座れば球場の雰囲気を味わえる。
 球場内はコンコースを自由に行き来でき,そこにある飲食エリアで食事もできる。ファミリーパスの入場者には,球場のセンタースタンドにあるレストラン「そらとしば」の屋上が開放され,球場全体を見渡しながら家族で休憩時間を楽しめた。

球場周囲のコンコースはほとんどの場所からグラウンドが見える構造だ。周囲には飲食店も並ぶ
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ファミリーパス購入者が家族でくつろげた「そらとしばbyよなよなエール」の屋上。家族でくつろぐテーブルやスマホの充電設備も設置
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オフィシャルショップは球場内「FIGHTERS FLAGSHIP STORE」に併設。ドラクエ・スラミチグッズなどが大量に陳列されていた
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 グラウンドには,ピッチャーズマウンドにスラミチのバルーンが,守備位置にスラミチのぬいぐるみが置かれ,巨大なLEDビジョンにはタイトルロゴとともに,スコアボードをイメージした映像が流されるなど,野球場であることを生かした演出が施されている。
 参加者の多くは,入場時にもらったユニフォームタイプのコラボシャツを着用してイベントに臨み,イベントを盛り上げた。

ピッチャーは巨大スラミチ,そして小さなスラミチ達が守備位置に着いている
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横86m×縦16mという世界最大級の大きさを誇る大型ビジョンには,スコアボードを模した演出が流された
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球場内やFビレッジにはモンスター達も登場。会場のランドマークとなっていた
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 イベントのスポットは全て球場外に設置され,移動は球場の中と外のどちらを進んでも行ける仕組みだ。スタート地点のリッカや,今回は2か所に存在したカンダタなどのおなじみキャラクターに加え,プロ野球とのコラボから生まれた「キラーピッチングマシン」も登場。現地ではなんと実際にピッチングの様子を披露するなど,今回のイベントらしい演出も。
 また道民や“あのバラエティ番組”のファンには馴染み深い,地元TV局のキャラクターも登場している。

来場者にあらくれ風船を配るスポットBの心優しいあらくれ冒険者
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スポットCのカンダタは,あの人気番組の「サイコロの旅」をオマージュ。HTBの人気キャラクター「onちゃん」と共にサイコロの出目による北海道名所のバーチャル旅を演出
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スポットDは,エスコンフィールドを模した小さなグラウンド「F PLAY FIELD supported by NIHON HOUSING」にファイターズ選手気分のカンダタが登場。そのスローガンは「大航海は続く」!
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これまで「ドラゴンクエストウォーキング」では展示のみだったキラーピッチングマシンは,今回スポットEに登場し,実際に剛速球を投げるデモンストレーションを行った
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最後のスポットFは,スタジアムを見渡せる「F VILLAGE ADVENTURE PARK」に突き刺さったロトの剣を抜いて記念撮影ができた
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 今回はスポット以外に,「かくれファイターズナイト探し」も実施された。これはポータル内に提示されるヒントを元に,エスコンフィールドのどこかに存在する3体の「かくれファイターズナイト」を探すというもの。
 ゲーム内のマップには居場所が表示されず,ヒントだけが手がかりになる謎解きイベントのような体裁で,場所を見つけて掲示されたイラストをAR撮影することで,かくれファイターズが「モンスターずかん」に登録されるのだ。

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GPS不要のため階層のある屋内でも楽しめるアクティビティ「かくれファイターズナイト探し」。イラストを見つけてAR撮影をするとファイターズナイトが出現する仕組み
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「快投」「好守」「猛打」の3種類が存在し,図鑑に登録される。イベントに参加した人だけの特典だ

 会場内にはメガモンスター「ウォーキング」も出現。今回もその登場に合わせて,本作プロデューサーの柴 貴正氏がグラウンドに現れ,マイクを通して来場者との交流を楽しんだ。
 柴氏のトークでは次回のリアルウォーキングイベントが2025年11月1日〜2日に開催されることも発表され,このときの客席でトークを聞いていた来場者の半分近くを占めていた“遠征組”の勇者達を大いに湧かせた。開催場所については未発表だが,企画は進行中ということなので詳細の発表を待ちたい。

レフト側グラウンドでトークを行ったプロデューサーの柴 貴正氏。スタジアムDJのエバンズ・マラカイさんのコールで登場した
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スタンドに集まった来場者は,筆者を含むその半分近くが道外からの遠征組だったようだ。中には沖縄からはるばるやってきた猛者も
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 筆者も撮影をしながら実際にスポットを歩いてイベントを進めたわけだが,会場となったFビレッジは想定外の広さがあり,かなりの距離を歩いた気がする。スポット間の移動はグラウンドを横切ることができないため,必然的に球場の周囲を回らなければならない。その過程でエスコンフィールド内やFビレッジを歩くことで,この施設やファイターズ,ひいてはプロ野球の魅力を体感できるという,巧みなレベルデザインを感じられた。

スポットの中でもとくに遠かったのが,カンダタのいるスポットC。思わぬスペシャルゲストの登場により,歩いた苦労も報われた
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 グラウンドでのトークを終えた柴氏に,今回の会場としてエスコンフィールドを選んだ理由を聞いてみたところ,「これまで関西,関東,九州で開催してきたことを踏まえて,次回は北でやりたいという思いがありました。いくつか候補を挙げた中に,過去のパ・リーグとのコラボイベントで何度か来ているエスコンフィールドがあったんです。実際にイベントをやったこともあり,環環境や予算についてもよく分かっていますし,我々がどんなことをやりたいのかをエスコンフィールドさんもよく分かっている。そこで相談をしたところ,ご快諾いただいたんです」とのこと。

「ドラゴンクエストウォーク」プロデューサー柴 貴正氏。トークでは「SNSを通したご意見は“#柴貴正”のハッシュタグで伝えてほしい」と来場者に懇願した
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 エスコンフィールドは約3万5000人を収容でき,野球以外のイベントに使われることも考慮して設計された球場なので,キャパシティや環境についても許容範囲であったことが決め手となったそう。
 これまでの運営の経験から,北海道は人口や場所的なところでイベントに参加する人数が少ないというジンクスがあったという。しかし,ふたを開けてみれば約1万人の参加者があり,ジンクスを覆すことができたそうだ。これは,今後の地方で開催するイベントにも期待が持てる結果だったという。

 なお,イベントは1年ほど前から仕込んでいて,今年4月には実際に作ったイベントの内容を現地で何度もテストプレイを重ねて作り込んでいたそうだ。イベントに何度も参加しているリピーターのための新しい試みも考慮し,GPSではなく謎解き+ARの仕掛けによる「かくれファイターズナイト」も用意。これまで以上に作り込まれたイベントの内容について柴氏は,「これまで以上に開発チームが頑張ってくれた」と讃えていた。

ARを利用したかくれファイターズナイトは,GPSを使わない屋内のみのアクティビティだ
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スポットCではサイコロを転がした出目による北海道の名所(のパネル)での記念撮影を実施。北海道ならではの演出を盛り込んだ
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 柴氏がグラウンドでのトークでも話していた,次回11月1日〜2日のリアルイベントは現在調整中とのこと。今回の北海道も含め4回開催した経験を踏まえ,プレイヤーの多くが「参加して良かった」と思えるようなデザインを常に考えつつ,今後は年に1〜2回のペースで開催していきたいと語っている。

 好評のうちに終了した「ドラゴンクエストウォーキング<北海道>」。さほど積極的に旅行に行かない筆者のようなプレイヤーにとっても,リアルウォーキングイベントは旅に出るきっかけとなり,DQウォークを通して現地の魅力を知ることができるのもいいところである。
 次回のイベントがどこで開催されるのかも気になるところで,もし行ける範囲で行われるようなら,ぜひ実際に参加して体験してほしいと思う。



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