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ESバンドの熱い演奏! 阿座上洋平さん&豊島修平さんもゲストで登場! 「あんスタ!!」名曲をバンド生演奏で届ける「ENSEMBLE STARS!! BAND LIVE」レポート
2025年8月23日,Happy Elements カカリアスタジオが展開する「あんさんぶるスターズ!!」の楽曲を,ESバンドの生演奏を食事を楽しみながら堪能できるスペシャルなライブ公演「ENSEMBLE STARS!! BAND LIVE」が,東京 恵比寿ガーデンプレイスのBLUE NOTE PLACEで開催された。![]() |
本公演は,9月6日と9月7日にも開催予定で,各日3公演が行われる。それぞれの日程で異なるゲストが登場するコラボレーション演奏も,大きな見どころのひとつだ。
3Dライブ「あんさんぶるスターズ!!DREAM LIVE」(スタライ)をはじめ,キャストライブ「あんさんぶるスターズ!!Starry Symphony」(スタフォニ)や,YouTubeの配信番組「くわPスタジオ TRIP」(リンク)への出演でもおなじみのESバンドだが,バンド主体のライブを開催するのは今回が初めてとなる。
本稿では,8月23日の1公演目の模様をレポートする。
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■出演(敬称略)
【ESバンド】
yas nakajima/宇都圭輝/石井裕太/Igo/裕木レオン
【ゲスト】
8月23日:阿座上洋平/豊島修平
9月6日:小林大紀/草野太一
9月7日:野島健児/梶原岳人
「ENSEMBLE STARS!! BAND LIVE」特設サイト
ESバンド×豪華ゲストが魅せた,大人のサウンドと新たな楽曲の表情
BLUE NOTE PLACEは,客席とステージの距離が非常に近く,どの席からでも演者を間近に感じられる会場だ。バンドが登場するまでのあいだは,BLUE NOTE PLACE自慢の料理を楽しむ時間となっている。レンガと木目の風合いが美しいインテリアは落ち着いた雰囲気で,吹き抜け構造の2階席からはステージを見下ろすこともできる。
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バンドメンバーが登場し,「Honeycomb Summer」からライブがスタート。まさに「夏といえばこの曲」という一曲だが,今日は大人向けのアレンジで,会場の落ち着いた雰囲気にぴったりと溶け込んでいた。
本日のトーク進行は,yas nakajimaさんを中心に進められた。情熱が静かに滲むギタープレイからは意外に感じられるが,ステージでは柔らかい語り口で会場を和ませる。「普段は音楽に徹しているので,今回は目立てる機会」とお茶目な冗談も飛び出し,客席はよりリラックスした雰囲気に包まれた。
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バンドメンバー紹介に続き,2曲目は「Psyche's Butterfly」。サックスやドラムの力強さが印象的で,大人の色気を感じさせるアレンジだ。演者の息づかいや衣擦れの音まで聞こえてきそうな距離感は,通常のライブとはひと味違う臨場感を生み出している。
3曲目は「Feathers of Ark」。原曲とはまったく異なる雰囲気のアレンジだが,芯にあるメロディの強さは揺らぐことなく,むしろ新たな表情として際立っていた。
![]() 宇都圭輝さん |
![]() 石井裕太さん |
![]() Igoさん |
![]() 裕木レオンさん |
この生バンド演奏は,「くわPスタジオ TRIP」から始まった企画だが,バンドメンバーには「インストゥルメンタルのコンサートに,本当にお客さんが来てくれるのか?」という不安もあったそうだ。
しかし,期待を込めてステージを見つめる客席の熱量を前に,バンドの面々はほっと安心した様子だった。
おっとりと優しく,ユーモアを交えて進められるyasさんのMCは客席に笑いを巻き起こし,早くも「ESバンドならではの空気感」が会場を包んでいた。
クールにアレンジされた「ネビュラ」のラストには,切なさを歌い上げるようなサックスのソロ。そこから「Swee2wink Love Letter」へとつながる。手拍子を促され,会場全体が演奏に参加して一体感が広がった。こんなトリッキーな場面転換を挟んだステージも,ESバンドは難なくこなしてしまう。
続くMCでは,使用している楽器の仕組みや演奏の工夫,さらにメンバーがESバンドに加入したときの裏話も披露され,バンドへの並々ならぬ思いが伝わってきた。これまでのスケジュールは相当ハードだったことは想像に難くないが,それでも笑顔で楽しそうにエピソードを語る姿がとても印象的だった。
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客席もバンドも,すっかり温まっている。
「Valentine Eve's Nightmare」は原曲の甘くダークな雰囲気に,大人のミステリアスな魅力が加わり,より深みのあるサウンドに仕上がっていた。そこからは,フルートの丸みを帯びた音色と繊細なピアノが印象的な「Infinite Star」へと続く。
そして「Article of Faith」では,疾走感あふれる軽快なサウンドが会場を包み込み,さらに熱気を高めていった。
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ライブは終盤,ここでゲストの阿座上洋平さんが登場した。
阿座上さんが選んだ曲は,なんと「翼モラトリアム」。いつもとは違う,少し儚げで,一言ひと言を噛み締めるような歌唱に,客席は息を呑み,うっとりと見守っていた。
「翼モラトリアム」は「ALKALOID」の楽曲で,天城燐音が所属する「Crazy:B」の曲ではないが,阿座上さんはこの曲が好きで,カラオケでもよく歌うという。
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次に登場したのは,ふたり目のゲスト豊島修平さん。
披露したのは「しょーがいゼッタイそーあい宣言♥」。エネルギッシュな若さあふれるこの曲に,ESバンドのアダルトなエッセンスが加わり,少し大人の「エスプリ」を感じさせる新たな表情を見せていた。
いつもよりしっとりとした豊島さんの歌唱と,バンドサウンドが互いを引き立て合いながらも,「ぜんぶぼくのものさ!」という決め台詞は原曲そのまま。その瞬間,客席の熱気はさらに高まり,一体感が増していった。
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MCのあとは,ゲストのおふたりをボーカルに迎えて「LEMON SQUASH CHEERS!」を披露。爽やかな曲調と前向きな歌詞がこの日の雰囲気にぴったりで,パンチの効いたバンドサウンドはまるで炭酸の泡のように弾けて会場を包み込む。
演奏が終わるや否や,割れんばかりの拍手と歓声が沸き起こり,なんと演者が退場する前からアンコールの声が響き始めた。
「もっと聴きたい!」――そんな観客の熱い想いが,会場全体を突き動かしていた。
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そんな客席の熱量に応えて演奏されたのは,「ONLY YOUR STARS!」。スローテンポにアレンジされたサウンドと歌声が会場をしっとりと包み込み,熱気と余韻をそのまま残したまま,濃密で贅沢なライブは静かに幕を閉じた。
各日程の夜公演は配信にも対応しており,3日程それぞれで1曲も被ることなく演奏楽曲が入れ替わる予定だ。さらに,配信は非常に珍しいドルビーアトモス対応となっており,臨場感あふれる視聴体験を楽しめる。
気になる人は,アーカイブ映像や9月公演の生配信で迫力の演奏をぜひチェックしてほしい。
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チケットの詳細はこちら
ライブ終了後には,本公演に出演したバンドメンバーやゲストへのインタビューも実施。ここでは,ステージを終えた直後の率直な感想や,今回のアレンジに込めた想いが語られた。
ESバンドメンバー&ゲストが語る,初の「BAND LIVE」への想い
――会場の雰囲気やお客様の反応で,特に印象に残ったことはありますか。
yasさん:
やっぱり最初はすごく緊張していて,「シーンとした雰囲気で見られるのかな」と考えていたんです。だから,1曲目が終わったらすぐにMCを入れる構成にしたんですけど,実際はまったく心配いらなくて。皆さん本当に温かく,すごく楽しんでくれていて驚きました。
「あんスタ!!」のファンの皆さんって,推しだけを見るんじゃなくて,会場全体やライブそのものを楽しんでいるんですよね。その“楽しみ方の幅広さ”をすごく感じましたし,幸せそうにライブを満喫されている姿がとても印象的でした。
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宇都さん:
普段はアイドルに向けてキラキラした世界を描く「あんスタ!!」という作品に携わっているので,今回のように僕ら裏方がメインとしてステージに立ったとき,お客さんが笑顔を向けてくれるのか不安もあったんです。
でも実際には,目が合うとすごく優しい笑顔で手を振ってくれたり,温かく迎え入れてくれる雰囲気があって,本当に嬉しかったですね。
――演奏中,お客さんの表情は結構見えましたか。
宇都さん:
見えますね。やっぱりメロディーを取っている方に自然と目がいくんだなって思って,ちょっと客観的に見ても面白かったです。
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裕木さん:
私,逆光でほとんどお客さんの顔は見えませんでした(笑)。本当に何も見えなかったんですけど,1列うしろくらいまではかろうじて見えて,その範囲で感じたお客さんの温かさは,きっとメンバーみんなが思っていることだと思います。
個人的に「いいな」と思ったのは,応援グッズやうちわを持っている方がいる一方で,テーブルの真ん中にぬいぐるみを2つ並べて置いている方がいたこと。まるで一緒に観ているみたいで,ほっこりしました。そのすぐ隣では,うちわを掲げて全力で応援している方もいたりして,本当に多種多様でいいなと感じました。
BLUE NOTE PLACEという会場なんですけど,実際にはライブハウスのような熱気と空気感もあって,すごく特別な雰囲気だったと思います。
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Igoさん:
もう僕が感じたことは,ほとんど皆さんが言ってくださったんですけど……そうですね,ここまで近い距離感で演奏する機会って本当に貴重だなと思いました。
いわゆるアンプラグドに近いというか,アンプから出る音や生のドラムの響きが,直接耳に届く体験ってなかなかないんですよね。普段はスピーカーをとおした音を聴くことが多いと思うので,生の音そのままを共有できたのは,演者としてもすごく嬉しかったです。
初日ということもあって最初からお客さんがとても温かかったんですけど,演奏が進むにつれて会場全体がどんどん“温まって”いくのを感じました。コールも想像以上に大きくて,普段のライブ以上にお客さんとの一体感が強くて。本当に素晴らしい空間で演奏できたなと思います。
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石井さん:
今回のライブはお食事付きということで,実は僕たちもお客さんと同じメニューをいただいたんですが,本当に美味しかったです(笑)。特にお昼に食べたサーモンが最高で……低温調理なのかな? とても柔らかくて風味も豊かで,「今日は頑張るぞ!」って気持ちになりましたね。
こうして,演奏だけでなくクオリティの高いお食事も一緒に楽しんでいただけるのは,BLUE NOTE PLACEならではの特別な体験だと思います。音楽と料理,両方で満足できるライブって,なかなかないですよね。
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――ゲストの阿座上さんと豊島さんはいかがでしたか。
阿座上洋平さん:
僕が入場するタイミングはライブの後半だったので,ESバンドの皆さんがすでにしっかり盛り上げてくださっていて,会場は最高の笑顔で満たされている状態でした。その雰囲気の中に入っていけたのは本当にありがたかったですね。
BLUE NOTE PLACEって,最初はちょっと「格式高そう」「意識高そう」って思う方も多いと思うんです。実際,僕も最初はそうでした。でも実際には,うちわやぬいぐるみをテーブルに置いたりして,皆さんが思い思いに交流しながらライブを楽しんでいるんです。
この空気を作ってくれたのは間違いなくESバンドの皆さんであり,「あんさんぶるスターズ!!」というコンテンツそのものだなと強く感じました。
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豊島修平さん:
本当にお客さんとの距離が近くて,「こんなに近いんだ!」とびっくりしました。でも,実際にステージに立ったときには,すでに会場はESバンドの皆さんがしっかり盛り上げてくださっていて,最高の空気ができあがっていたんです。だから,静かなところから始めるドキドキ感はなくて,むしろ「もう飛び込んじゃえ!」という気持ちでした。
ゲストとして呼んでいただいた立場ではありますが,「ようこそ!」と温かく迎え入れてくれる雰囲気があって,不安なんてまったく感じませんでした。おかげで心から楽しんで歌うことができましたね。
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――最後に,ファンの皆さんへのメッセージをお願いします。
yasさん:
これからもバンド一同,全力で頑張っていきますので,ぜひ引き続き応援よろしくお願いします!
宇都さん:
もちろんESバンドのインストライブがまたできたら嬉しいんですけど,スタライやスタフォニなども含めて,このESバンドならではのアレンジをぜひ楽しみにしていてください。
裕木さん:
今年は「あんさんぶるスターズ!!」10周年なので,このライブに限らず,いろいろな企画があると思います。一緒に楽しんでいきたいと思っていますので,これからもよろしくお願いします!
Igoさん:
今日のイベントもそうですし,「くわPスタジオ」もそうですが,それぞれのイベントに違った良さがあって,本当に奥深いコンテンツだなと感じています。スルメのように噛めば噛むほど味が出るというか……。僕たちも全力で楽しんでいますので,ファンの皆さんも一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
石井さん:
今後とも,僕たちは演奏をとおしてファンの皆さんと一緒に盛り上がっていきたいと思っています。お互いの熱を共有しながら,このコンテンツをさらに盛り上げていけるよう頑張ります。よろしくお願いします。
阿座上さん:
今回のライブは,多分人生で一番緊張したかもしれません。客席との距離がとても近くて,「期待に応えなきゃ」という思いが強くあったので,どうしても緊張してしまって。
でも,やっぱり音楽って素晴らしいなと思うのは,その緊張を楽しさに変えてくれるところですね。楽しい気持ちでファンの皆さんの笑顔を見ると,「もっとこの人たちを喜ばせたい」という思いが強くなりました。これからも頑張りますので,応援よろしくお願いします。
豊島さん:
今日の公演を終えて,率直にとても幸せな気持ちです。出演させていただけて本当に良かったなと思いますし,歌えたことはもちろん,ESバンドの皆さんとご一緒できたことも大きな喜びでした。
こうして深く関わる機会をいただけたことで,より一層このコンテンツへの愛着が強まりましたし,たくさんの方とステキな時間を共有できたことが本当にうれしいです。
こうした幸せな気持ちを,これからもお客さんに届けていけたらと思いますので,今後のBLUE NOTE PLACEでの公演やライブもぜひ楽しみにしていてください。
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「ENSEMBLE STARS!! BAND LIVE」特設サイト
(C)2014-2019 Happy Elements K.K
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